マルティネス投手が8回途中2失点で3勝目。北海道日本ハムが4連勝

パ・リーグ インサイト

2018.4.26(木) 21:29

北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)PLM
北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)PLM

札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスのカード最終戦。昨日の試合では先発の高梨投手が1失点完投を披露し、北海道日本ハムが連勝を飾った。4連勝を狙う今日の先発はマルティネス投手。ここまで4試合に登板して防御率1.74と抜群の安定感を見せている。今日も安定した投球を見せ、栗山監督57歳の誕生日に白星をプレゼントしたい。

対するオリックスはディクソン投手を先発のマウンドへ送る。開幕から3試合に先発し防御率3.06の成績を残すもいまだ白星が付いていない。今季初勝利をつかみ、チームの連敗を止められるか。

先に試合を動かしたのはオリックスだった。3回表、先頭の山崎勝選手が安打を放ち、犠打と進塁打で2死3塁となる。そしてここで好調の3番・吉田正選手が先制の右前適時打。連敗脱出を狙うオリックスが1対0と貴重な先制に成功する。

しかし1点を追う北海道日本ハムは4回裏、2死から5番・アルシア選手が安打、続くレアード選手が四球を選んで2死1,2塁の好機を作ると、続く石井一選手が同点の中前適時打を放つ。石井一選手の今季初打点で、北海道日本ハムが1対1と試合を振り出しに戻した。

さらに続く5回裏、1死から1番・西川選手、続く大田選手の連打で1死1,2塁の好機を作ると、3番・近藤選手が右翼フェンス直撃の勝ち越し打。4番・中田選手の左前適時打でも追加点を挙げ、北海道日本ハムが3対1と勝ち越しに成功。ディクソン投手をノックアウトする。

援護をもらったマルティネス投手は、6回表に吉田正選手に4号ソロを浴びるも、以降は得点を許さず8回途中2失点の好投でマウンドを降りた。8回途中からは宮西投手、石川直投手、9回はトンキン投手という継投でオリックスに反撃を許さず、そのまま試合終了。北海道日本ハムとオリックスのカード最終戦は3対2で北海道日本ハムが勝利した。

勝利した北海道日本ハムは、先発のマルティネス投手が8回途中2失点で3勝目。打線の中軸が仕事を果たして4連勝を決め、栗山監督の誕生日に勝利をプレゼントした。敗れたオリックスは先発・ディクソン投手が5回途中3失点で降板。後を受けた4投手が追加点を許さない好投でつなぐが、打線が2得点に終わり3連敗を喫した。

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