村松コーチは満塁弾ネタに新垣を冷やかす
26日、福岡ソフトバンクのアーリーワーク(早出特打)の打撃投手に、OB選手たちが続々と登板した。豪華面々の中には、2016年限りで現役を引退し、昨季から福岡ソフトバンクの球団職員となった新垣渚の姿もあった。
ヤフオクドームでの試合開催日、全体練習前に行われるアーリーワーク。通常は藤本博史打撃コーチらが打撃投手を務めるが、この日はちょっと豪華なOBリレーが見られた。
最初に“登板"したのは柳瀬明宏。2006年から2016年まで福岡ソフトバンクに所属し、2017年には阪神に移籍。その年に引退し、現在は福岡ソフトバンクのスポーツ振興部に所属している。2番手は、福岡ダイエー時代から背番号18を背負って活躍した新垣渚。東京ヤクルトにトレード移籍した後に現役引退。現在は柳瀬と同じくスポーツ振興部に所属して子供たちに野球の楽しさを教えている。3番手は、元内野手で現在は球団広報を担当する金子圭輔だ。
柳瀬と金子はこれまでも早出で打撃投手を務めたが、新垣はこの日が“初登板"。その光景を見た村松有人コーチは「いいね、渚。俺に満塁ホームラン打たれたくらいだから打ちやすいよ」と、2004年3月に新垣から放った自身初の満塁弾をネタに冷やかしていた。
ボールが大きく逸れると「さすが日本記録保持者やな」と1試合5暴投の記録をネタにする場面も。そんな周囲の雑音にもめげず、新垣は甲斐拓也、福田秀平、上林誠知らの後輩を相手に、気持ちよさそうに“打たれまくって"いた。
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