絶好調の獅子打線が猛威を振るうか、それとも若鷹打線が本拠地で復調なるか

パ・リーグ インサイト

2018.4.26(木) 09:32

埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・山川穂高選手(C)PLM

26日、ヤフオクドームでは福岡ソフトバンクと埼玉西武のカード最終戦が行われる。25日の試合では、1人で7打点を挙げた山川選手を筆頭に獅子打線が猛打を振るい、昨季わずか1勝しかできなかったヤフオクドームで福岡ソフトバンクを圧倒した。

これで埼玉西武は5連勝。2位の北海道日本ハムに4.5ゲーム差をつけて首位を快走中。絶好調の獅子が再び突き放すか、若鷹軍団が食い下がるか。26日の見どころを整理したい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→0勝3敗0分、埼玉西武→3勝0敗0分
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→16勝、埼玉西武→9勝

26日、福岡ソフトバンクの予告先発は石川投手だ。前回登板の楽天戦では8回1/3を投げ、3失点で敗戦投手となった。2回と4回にそれぞれソロを浴びるなど一発に泣いた登板となっただけに、リーグ最高打率を誇る強力打線に対しては丁寧な投球を心がけたい。

福岡ソフトバンク打線では、ここ最近元気のない松田選手がキーマンだろう。ここ5試合は18打数2安打で打率.111と快音から遠ざかっている。松田選手の状態が上がると、連動してチームの状態も上がってくるはずだ。なかなか波に乗れないチームが浮上するためにはこのお祭り男の復調は欠かせない。

対して埼玉西武の先発は、当初24日に先発が予定されていた十亀投手。前回登板では5回2/3を投げ5失点と試合を作ることができず、敗戦投手となった。現在登板試合2連敗中。好調なチームの波に乗って、自身の連敗をストップさせたいところだ。

そして、この男を忘れてはならない。25日に1人で7打点を叩き出した山川選手だ。3回の第2打席ではバンデンハーク投手の低めの直球を右翼席へ運ぶ満塁弾、6回の第4打席では甘く入った直球を逃さず左中間席へと運ぶ3ラン。本塁打9本、打点28、得点圏打率.545は全てリーグトップと、まさに4番の座が相応しい主砲の打棒に、26日も期待せざるを得ない。

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