4月15日、涌井秀章投手、石川歩投手、二木康太投手など、一軍の先発ローテーションを守る投手たちが熊本・鹿児島への遠征に帯同せず、二軍のロッテ浦和球場で調整を行った。
普段は一軍にいる投手たちが二軍の施設にいるということで、プロ2年目の種市篤暉投手は、ブルペンでの石川投手の投球練習を見学。「見ているだけで勉強になります。最後までずっと見ていましたね」と、19歳らしく目を輝かせていた。
普段から石川投手にアドバイスをもらうことがあると言い、「真っ直ぐのスピードだったり、質だったり、コツというか投げ方を教わっていたので、そこを見ていました。(ブルペンを見学しているときは)そういうところを意識しているんだなとか」と、頼もしい石川先輩の投球について、熱く語ってくれた。
もちろん石川投手が一軍で先発する試合は「特に見るようにしています」とのこと。オフのウエートトレーニングや、「2017アジアウインターベースボールリーグ(AWB)」の参戦が功を奏して、ストレートの平均球速が140キロから5キロアップ。最速で150キロを計測するなど、めざましい成長を見せている種市投手。
「自分はまだまだなので、一軍選手の意識していることを見て勉強して、ファームでやっていきたいと思います」。そう語る種市投手が、石川投手とともに先発ローテーションを守る日が訪れるのを、楽しみに待ちたい。
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