サイクルならずも打率4割 北海道日本ハム・近藤健介が目指す道「1日1本、チャンスで」

Full-Count 石川加奈子

2018.4.25(水) 12:07

北海道日本ハム・近藤健介
北海道日本ハム・近藤健介

本塁打でサイクル達成も「所詮そんなものだと思います」

北海道日本ハムの近藤健介捕手が24日、本拠地でのオリックス戦でサイクル安打に王手をかけたが、達成できなかった。

初回に左前打、3回には左中間を破る二塁打、4回には右翼線三塁打を放って、オリックスの先発・金子をノックアウトした。3打席で簡単に王手をかけて迎えた7回の第4打席。3日前に福岡ソフトバンク・柳田のサイクル達成を見届けたばかりの札幌ドームのファンが期待する中、4番手の山本に対して二ゴロに倒れた。試合後に近藤は「意識? しましたけど、所詮そんなものだと思います」と苦笑いした。

打撃の調子は再び上昇カーブを描き始めている。開幕から17試合連続出塁の記録は21日福岡ソフトバンク戦でストップしたが、この日は右に左に打ち分け、8日の千葉ロッテ戦以来、今季2度目の猛打賞をマークし、打率を再び4割に乗せた。

「まだまだな部分もありますけど、このぐらいなら勝負できるかなと思います」といい感覚を取り戻しつつある。4割という数字にはこだわらない。「そこは意識せず、1日1本、チャンスで打てればいい」と目の前の打席に集中して、勝利に貢献する。

記事提供:Full-Count

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Full-Count 石川加奈子

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