好調の北海道日本ハム打線が火を噴くか、オリックスが巻き返すか

パ・リーグ インサイト

2018.4.25(水) 09:31

25日、北海道日本ハムとオリックスはカード2戦目を戦う。24日は雨天により試合前の中止が相次ぎ、今カード初戦がパ・リーグで唯一開催された。先発の上沢投手は本調子ではなかったものの、大田選手が2打席連続の本塁打を放った北海道日本ハムが、カード初戦に勝利。ここでは、北海道日本ハムが1勝した状態で迎える2戦目の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝1敗0分、オリックス→1勝2敗0分
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→12勝、オリックス→13勝

北海道日本ハムの予告先発は高梨投手、オリックスの予告先発はアルバース投手だ。両投手ともに、今季4試合目の登板となる。

高梨投手は防御率3.24ながら、いまだ勝ち星を挙げられていない。前回登板の埼玉西武戦では、7回7奪三振無失点の快投を見せ8点リードで降板したが、まさかの大逆転で白星が消滅してしまった。ただ、今回も同様の投球ができれば初勝利には大きく近づくだろう。

アルバース投手は、ここまで2勝0敗、防御率2.25の安定した投球が続いている。前回登板の千葉ロッテ戦でも、5回1失点で白星を挙げた。ただ、北海道日本ハム打線と対峙するのは初となる。チームからの信頼をさらに積み上げるためにも、前回同様の好投を見せたい。

北海道日本ハム打線においては、大田選手が勝負のカギを握るだろう。24日は今季初の2番に入り、オリックスのエース・金子千尋投手から2本塁打を放つ大活躍を見せた。大田選手の後に続くのも、好調の近藤選手や中田選手。攻撃の流れを引き寄せた状態で、打席を回す役割を果たしたい。

一方で、オリックス打線では吉田正選手と小谷野選手に注目だ。ここまで、それぞれ8試合連続安打、5試合連続安打と調子を上げている2人。復調気配を見せながらなかなか完全にはかみ合わないチームを、その打棒で一気に上昇気流に乗せたい。

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