「鬼門」打破を狙う埼玉西武。ついに迎えるヤフオクドーム首位攻防戦の行方は

パ・リーグ インサイト

2018.4.25(水) 09:30

25日、福岡ソフトバンクと埼玉西武はヤフオクドームで今季2度目のカードを戦う。24日、北九州で予定されていた3連戦初戦は雨天中止となり、仕切り直しとなる25日のカード初戦はどのようなゲームになるだろう。注目選手を挙げながら、見どころを紹介したい。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→0勝2敗0分、埼玉西武→2勝0敗0分
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→16勝、埼玉西武→9勝

ヤフオクドームで両チームが戦うのは25日が今季初。昨年は福岡ソフトバンクが11勝1敗と圧倒的な強さを見せ付けた。福岡ソフトバンクが本拠地との好相性を今季も発揮するのか、はたまた埼玉西武が昨季とは違う姿を見せるのか。注目のカードとなる。

先発登板が予定されているのは、福岡ソフトバンクがバンデンハーク投手、埼玉西武がカスティーヨ投手だ。4日にメットライフドームで投げ合って以来の対戦となる。

バンデンハーク投手は、ここまで3試合に先発し2勝1敗、防御率2.84の安定した成績。唯一黒星を喫したのが4日の埼玉西武戦だ。そこでも6回2失点の好投を見せていただけに、25日は打線の援護を信じたい。離脱者が目立つ苦しい投手陣の希望になれるか。

対するカスティーヨ投手は、ここまで3試合に先発し1勝1敗、防御率3.24とまずまず。4日の試合では、福岡ソフトバンク打線を6回1死まで完全投球で封じ込めた。現在4連勝中で首位に立っているチームを、その剛腕でさらに勢いづけたい。

福岡ソフトバンク打線では柳田選手に注目。チームで規定打席に到達した選手のうち、現在打率3割を超えているのは柳田選手のみ。内川選手、デスパイネ選手にも徐々に当たりが戻ってきているだけに、そのバットで打線を完全復活させたいところだ。

埼玉西武打線では森選手に注目。現在打率.375と絶好調で、相手先発・バンデンハーク投手との対戦では本塁打を含む3安打と完全に攻略していた。森選手の一打は「鬼門」ヤフオクドームでも、チームの勝利を手繰り寄せられるだろうか。

現在、首位・埼玉西武と2位・福岡ソフトバンクは4.5ゲーム差。このカードの結果で順位の変動はないかもしれないが、今後の展開を左右する重要な試合になることは間違いない。

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