1979、80年の日本シリーズは2年連続で同じ顔合わせだった
広島東洋カープ一筋、プロ野球記録の2215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄氏が死去した。
1979、80年に広島、近鉄の日本シリーズで衣笠氏と対戦した楽天の梨田昌孝監督が球団を通じてコメントを発表した。
「昔、近鉄と広島は弱くて、オープン戦でよく対戦していました。それが、昭和54、55年に日本シリーズで対戦するようになってね。すごい先輩なのですが、とにかく「元気の源」みたいな方で、人懐っこくて、『ナシ、元気か?』と気さくに声をかけてくれる方でした。2215試合連続出場は並大抵ではないですし、衣笠さんの怪我をしても辛抱強いその姿を見て、今の強い広島の礎が築かれたのだと思います。大きな人を失い、残念でなりません。ご冥福をお祈り申し上げます」
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