埼玉西武、福岡ソフトバンク、楽天、千葉ロッテの4球団でプレー プロ19年40歳で区切り
千葉ロッテは9日、細川亨捕手が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。細川は球団を通じ「ファンの皆様、19年間、応援頂き、ありがとうございました。入団した頃はこんなに長くプロの世界でやれるとは思ってもいませんでした。ブルペンでピッチャーのボールを受けている時間が大好きでした」とコメントした。
細川は2001年のドラフト会議では自由獲得枠で埼玉西武に入団。2003年に開幕1軍を掴むと長年正捕手として活躍し3度のリーグ優勝、2度の日本一を経験。2010年オフにFAで福岡ソフトバンクに移籍すると、ここでも正捕手として活躍し2016年まで在籍、その後は楽天、そして昨年に千葉ロッテに移籍。通算1427試合に出場し打率.203、84本塁打367打点。今月4日に球団から来季の契約を結ばないことを通告され、ユニホームを脱ぐ決断をした。
細川は「ファンの皆様、19年間、応援頂き、ありがとうございました。入団した頃はこんなに長くプロの世界でやれるとは思ってもいませんでした。私はキャッチャーとしてボールを受けてピッチャーを把握する作業を大事にしていたので、ブルペンでピッチャーのボールを受けている時間が大好きでした」と感慨深げにコメント。千葉ロッテでの1番の思い出に、2019年6日8日の巨人との交流戦を挙げ「バント処理を三塁でアウトにしたことです。自分もまだこんなプレーが出来るんだと我ながらビックリしました」と振り返った。
「キャッチャーの醍醐味は1回まで9回まで、そして3連戦のプランを練って試合を作る事。それが上手くいった時は本当に充実感がありました」と語った細川。「埼玉西武、福岡ソフトバンク、楽天、千葉ロッテの4球団で色々な方に本当にお世話になりました。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。
(Full-Count編集部)
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