楽天生命パークで行われた最下位・楽天と5位・オリックスのカード2戦目。昨夜のゲームは則本投手が9回2失点完投と素晴らしい投球を披露し、楽天が勝利した。
今季初の3連勝を狙う楽天の先発は美馬投手。ここまで3試合に先発したが、防御率6.75と不安定な投球が続いている。対するオリックスの先発は西投手。ここまで3試合に登板し防御率3.15と好成績。今日も好投を披露して、今季初勝利をつかみたい。
先に試合を動かしたのはオリックスだった。2回表、先頭・マレーロ選手のリーグ単独トップとなる6号ソロでまずは1点を先制。さらに2死から8番・大城選手が安打、続く若月選手がフェンス直撃の適時二塁打を放ち、スコアを2対0とする。
4回表にも1点を追加し3対0。楽天の先発・美馬選手を、4回でマウンドから引きずり降ろしたオリックスが3点のリードを握り、試合は中盤へ突入していった。
これ以上得点を許すわけにはいかない楽天は、2番手・菅原投手が5回表から3イニングス、8回表・釜田投手の継投で無失点に抑え、打線の反撃を待つ。しかし、打線はオリックス・西投手の前に8回まで3安打無得点に抑えられ、0対3のまま最終イニングへ。
3点をリードするオリックスは9回裏、満を持して守護神・増井投手へ継投。先頭の今江選手に通算100本塁打となる3号ソロを打たれ1点を返されるが、後続はしっかりと断って試合終了。楽天とオリックスのカード2戦目は3対1でオリックスが勝利した。
勝利したオリックスは、先発の西投手が8回無失点の好投で今季初勝利。打線もマレーロ選手の6号ソロなどで序盤に3得点を奪って逃げ切った。一方、敗れた楽天は、美馬投手の後を受けた3投手が計5イニングスを無失点に抑え追加点を許さなかったが、打線が今江選手の本塁打で挙げた1得点のみと、課題の残る試合となった。
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