獅子の勢いが勝るか。ひと味違う千葉ロッテが立て直すか。

パ・リーグ インサイト

2018.4.21(土) 09:32

21日、メットライフドームでは埼玉西武と千葉ロッテがカード2戦目を戦う。20日の試合は埼玉西武が2試合連続の逆転劇を演じ、今季の対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。ここでは21日の14時から行われる試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→2勝2敗、千葉ロッテ→2勝2敗
【昨季対戦成績】
埼玉西武→16勝1分、千葉ロッテ→8勝1分

21日の埼玉西武の予告先発は多和田投手。ここまで3試合に先発し3勝、防御率1.23の好成績を収めている。前回登板の楽天戦では1失点完投勝利を決めた。その支配的な投球に21日も大きな期待がかかる。

埼玉西武打線では森選手に注目。20日の試合では3本の内野安打、1盗塁の活躍。捕手としてのリードや打撃だけでなく、その足でもチームに貢献しようとする姿を見せている。破壊力抜群の打線の中で、攻守に躍動する若獅子に注目が集まる。

対する千葉ロッテの予告先発は酒居投手。ここまで3試合に先発して、防御率4.50の成績。前回登板の福岡ソフトバンク戦では7回3失点の力投も、降板後に逆転されて勝ち星は付かなかった。21日の登板では長いイニングを投げ、2勝目をつかみたいところだ。

打線では井上選手に注目だ。20日のゲームでは2安打3打点1本塁打と、4番の仕事を見事に果たした。昨年までとは一味違う姿を見せている背番号44に期待が高まるばかりだ。

しかし、内野守備が少し気になるか。20日の試合では8回裏に2つの失策で6点を失い、逆転負けを喫した。試合前まではリーグトップの守備率を残していた本来の力を取り戻し、守備でも投手を援護したい。

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