栗山監督、主将・中田翔のヘッスラ生還評価「一番魂の出やすいところ」

Full-Count 石川加奈子

2018.4.20(金) 22:59

北海道日本ハム・栗山英樹監督
北海道日本ハム・栗山英樹監督

札幌ドームで初勝利「これだけ時間がかかってしまった」

北海道日本ハムが20日の福岡ソフトバンク戦で2-1と勝利し、札幌ドームでの初白星を挙げた。開幕3連敗以来となる本拠地での一戦で1点差勝利。先発のマルティネスが8回7安打1失点の好投で2勝目を記録した。

試合後、栗山監督は本拠地初勝利に「試合数が少なかったとはいえ、これだけ時間がかかってしまった。開幕3連敗を忘れていないですし、こうやって一緒に喜んでもらえるように頑張ります」と語った。

この日は3回に大田泰が先制の2号ソロを放つと、4回には横尾の犠飛で加点。先発のマルティネスも8回まで1失点の力投を見せると、9回は石川直が無失点で抑えて逃げ切った。

指揮官は好投したマルティネスについて「相変わらず、しっかりとボールをコントールしてくれる。安定感が素晴らしかった」と称賛。この日は右打者を揃えた相手打線を川島のソロ弾の1点のみに抑えており、「対応力というか、結局ピッチャーは何が大事かということをしっかり見せてくれた」と評価した。

また横尾の犠飛では主将の中田がヘッドスライディングで生還を果たしており、「(6回の)アルシアのゲッツー崩れのところのファーストへの全力疾走だったり、翔のああいう走る姿だったり。まずはしっかり走るというのは一番魂の出やすいところ。真ん中にいる人たちがそういう姿を見せるということはとても大切なことだと思うし、こちらとしてはうれしい」と栗山監督。

一方、「前回もホークスに頭取って、2つ負けているわけですから、まずは明日全力でやっていきます」と話し、残り2連戦に気持ちを切り替えていた。

記事提供:Full-Count

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