オリックスのドラ1田嶋、守護神・増井からヒット
千葉ロッテのドラフト2位ルーキー藤岡裕が19日、本拠地でのオリックス戦で孤軍奮闘した。チーム3安打のうち2安打が藤岡によるもの。チームは0-3と今季初の零封負けを喫した。
初回に中前打で出塁するとプロ初盗塁を決め、9回も抑えの増井から150キロを左前に運んだ。オリックスの先発はJR東日本出身の社会人ルーキー田嶋。低めのボール球を振らされたり、ストレートで差し込まれたり、クリーンアップは完璧に封じられた中でルーキーのバッティングが光った。
トヨタ自動車から千葉ロッテ入りした藤岡裕は「社会人時代に対戦しているが打った記憶はない。真っすぐも速かったし、変化球もよかった。(その中で)左投手から打ててよかった。コンパクトに振れた」と手応えを語った。
開幕からスタメン出場を続け、互いに競い合ってきたドラフト4位ルーキー菅野は、この日今季初めてベンチスタートとなった。藤岡裕自身は下降気味だった打率も.236まで戻して、一時の不調から脱しそうな気配を見せている。
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