千葉ロッテ、苦手左腕を打てずに今季初完封負け 井口監督「ちょっと打てない」

Full-Count 細野能功

2018.4.19(木) 23:23

千葉ロッテ・井口監督
千葉ロッテ・井口監督

先発・涌井は8回途中3失点「ゲームは作ってくれた」

千葉ロッテは19日、ZOZOマリンでのオリックス戦に0-3と敗れた。社会人ルーキー左腕・田嶋を相手に7回まで2安打と全く打てず。黒木、増井と無失点リレーをつながれ、今季初の完封負け。貯金を吐き出した。

チーム安打は今季最少タイの3安打。そのうち2安打が新人の藤岡裕によるもので、中村、井上、鈴木のクリーンアップは完全に沈黙した。井口監督は「(田嶋の)低めを振って助ける部分もあった。次回はそこをしっかりやっていきたい」と話した。

立ち上がりが課題だった先発・涌井は、初回を3者凡退と無難な立ち上がり。最速146キロと球も走っていたが要所で制球が甘くなり、7回2/3を投げて3点を失った。2回は2死一塁から安達を歩かせた直後に、8番・若月に高めに抜けた144キロのツーシームを右越え二塁打とされ、2点を先制された。「ゲームは作ってくれた。大分修正して、よくはなってきた」と、井口監督は一定の評価を与えた。

打線に関しては、左投手に課題を残している。指揮官は「ちょっと打てない。打線を含めて(対策の)ミーティングをやっていかないと」と悔し気に話した。

記事提供:Full-Count

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