9月30日の18時から楽天生命パーク宮城で楽天と福岡ソフトバンクの第20回戦が行われる。初戦をとった首位福岡ソフトバンクと、3位楽天のゲーム差は現在5.5となっている。

【今季対戦成績】
楽天イーグルス→8勝11敗
福岡ソフトバンク→11勝8敗

【楽天イーグルス】涌井秀章投手 14試合9勝3敗 92回 87奪三振、防御率3.13
【福岡ソフトバンク】武田翔太投手 4試合2勝1敗 21.1回 22奪三振、防御率4.64

　楽天の先発は涌井秀章投手。9月23日の前回登板では、7回4安打7奪三振3失点でおよそ1カ月ぶりとなる白星を挙げた。現在9勝と、4年ぶりの2桁勝利へ王手をかけている。打線では、小深田大翔選手の活躍がカギを握る。29日の試合では、3打席で出塁するなど1番として相手に大きなプレッシャーを与えた。対福岡ソフトバンク戦では出塁率.391、得点圏では.400と得点を予感させるルーキーに期待だ。

　対する福岡ソフトバンクの先発は武田翔太投手。9月23日のオリックス戦では3回6失点（自責点5）と精彩を欠き、今季初黒星を喫した。楽天に対しては今季初登板となるこの試合でどんな投球を見せるか注目したい。打線では栗原陵矢選手のバットに期待がかかる。29日の試合では、3試合ぶりにスタメンに復帰すると12号3ランを含む2安打を放ち猛アピール。高卒6年目にしてブレイクした栗原選手の打撃で武田投手を援護したい。

文・小野寺穂高

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