17日の試合は、3発の本塁打攻勢で打ち勝った福岡ソフトバンクが5対3と勝利を収め4連勝を飾った。昨日と同じくヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと楽天の3連戦の2戦目で、福岡ソフトバンクが一気に畳み掛けて勝ち越しを決めるか。それとも楽天が待ったをかけるか。今日の試合の注目ポイントを挙げていく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝1敗0分、楽天→1勝3敗0分
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→13勝、楽天→12勝
福岡ソフトバンクの予告先発はバンデンハーク投手と発表されている。前回登板の北海道日本ハム戦では、6回を投げて7奪三振2失点の内容で抑え、見事今季初勝利を挙げている。しかし、昨年は楽天戦で3度の登板機会があったものの、0勝2敗と未勝利(2016年も未勝利)だっただけに、相性の悪さがやや気になる点だ。
打線からは、元気いっぱいの松田選手と柳田選手に注目したい。17日の試合では、松田選手、柳田選手ともに本塁打が飛び出し、効率よく得点を重ねることができた。強力打線の一角を担う二人が試合を決める本塁打や、勝負強い打撃を披露できれば、チームの勝率も自然と上がるだろう。
対する楽天の予告先発は辛島投手。前回登板では、7回途中8奪三振1失点の好投を見せ、勝ち投手の権利を持って救援陣に後を託したが、9回に同点に追い付かれ、今季初白星はお預けとなった。今季は安定した投球内容で、先発としての役割を十分果たしているだけに、今日の試合で必ずや白星を手にしたいところである。
一方の打線では、あえてペゲーロ選手に注目したい。17日の試合では、好機の場面で
打席が回ってきたが期待に応えられず、3三振と全く良いところがなかった。打率は.186と絶不調だが、昨年前半のチームの快進撃はペゲーロ選手によるものが大きかっただけに、彼の活躍が最下位に沈むチームの今後の命運を握るといっても過言ではないだろう。
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