17日の楽天戦、4回に岸から弾丸ライナーで右翼スタンドに突き刺す
止まらない。福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手が3戦連続の本塁打を放った。17日、本拠地ヤフオクドームで行われた楽天戦。15日の鹿児島での千葉ロッテ戦で逆転サヨナラ2ランを放っていた大砲は、2点リードの4回、リードを大きく広げる2ランを放った。
この回、先頭の本多が二塁・銀次の失策で出塁。1死一塁となって打席に立った。2球見逃して2ストライクとなってからの3球目、楽天・先発の岸が投じたインコースの真っ直ぐだった。
「その前に外でストライクを取られていたので、これじゃ間に合わないと思ってポイントを前に置いた。そしたら打てました。(内角は)全く頭にはなかったっす」。
体が自然と反応した打球は弾丸ライナーで右翼ポール際スタンドへと突き刺さった。「偶然が偶然を呼んだホームラン。たまたまっすよ」と振り返る1発だった。
4月12日の北海道日本ハム戦で、ようやく今季初本塁打が飛び出した。そこから3戦連発だ。この日は、チーム内で本塁打を競い合う松田宣浩も3号の2ランを放っており、アベック弾となった。試合後はキッチリと「僕はテラスには入れないんで」と“松田イジリ"を交えて報道陣の笑いを誘いつつ「アレも技術なんで。僕も入れたいです。松田さんに負けないようにしたいですね」と話していた。
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