東浜巨がアクシデントで降板も、空中戦を制した鷹が今季最多の4連勝

パ・リーグ インサイト

2018.4.17(火) 21:27

福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・松田宣浩選手(C)PLM

今日からヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクと楽天の3連戦の初戦。14日の中止試合を挟んで、現在3連勝中の福岡ソフトバンクはマウンドに東浜投手を送る。今季不調が続くが、初勝利をつかんでここから調子を上げていきたいところ。

対する楽天の先発は岸投手。前回登板のオリックス戦で今季初勝利を挙げ、先発の柱としてチームをけん引している。今日は福岡ソフトバンク打線を相手にをどのような投球をするのか楽しみにしたい。

初回、福岡ソフトバンクの先発・東浜投手は2連続三振を含む完璧な滑り出しを見せる。その裏、楽天の先発・岸投手は得点圏に走者を置くも生還は阻止。得点を許さず両投手とも無失点に抑えるスタートを切った。

試合は2回裏に動く。1死から6番・中村晃選手が安打で出塁すると、続く7番・松田選手が岸投手の高めのつり球を左翼テラスへと運ぶ、第3号2ランで先制。「打ったのはストレート。 今日は後輩の巨(東浜)が投げているので、 必死に打ちにいきました。先制できて良かった」と振り返る一打で主導権を握る。さらに3回裏には、日曜日にサヨナラ弾を放った3番・柳田選手が今日も一発を放ち、リードを4点に広げる。

何とか反撃したい楽天打線は4回表に、1死1,2塁の場面で7番・アマダー選手が適時打を放って1点を返す。6回表にはこの回先頭の今江選手が、甘く入った145キロの直球を右翼テラス席へと運ぶソロ本塁打。さらに、8番・岡島選手も右翼席に第2号ソロを放ち1点差に詰め寄る。

福岡ソフトバンクが1点リードのこの場面で先発・東浜投手にアクシデントが発生する。楽天・嶋選手が打ち返した打球は東浜投手の右足を強襲するゴロに。この影響で急きょ降板することとなり、救援陣に後を託す。

嫌な流れを断ち切りたい福岡ソフトバンクは7回裏、福田選手のソロ本塁打で再び突き放し、楽天に流れを渡さない。

東浜投手の後を嘉弥真投手、加治屋投手、モイネロ投手、森投手とつないでリードを守り抜き、試合は5対3で福岡ソフトバンクが勝利。両軍あわせて5本塁打が飛び出す空中戦を制し連勝を制し、連勝を今季最多の4に伸ばした。

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