和田康士朗が走攻守に躍動。鴎対鷹は両軍投手陣の好投の末引き分け

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2020.8.19(水) 22:13

千葉ロッテマリーンズ・和田康士朗選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・和田康士朗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月19日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第5回戦は、2対2で引き分けに終わった。

 千葉ロッテの先発は小島和哉投手。初回に今宮健太選手の6号ソロと栗原陵矢選手の適時打で2失点を喫したが、2回以降は立ち直り、5.2回2失点投球でマウンドを降りた。

 一方の打線は先制された直後の1回裏、1番・和田康士朗選手が四球で出塁すると、続く中村奨吾選手の中安打で本塁まで駆け抜け、1点を返上。続く2回裏には、菅野剛士選手の安打などで得点圏に走者を進め、藤岡裕大選手の適時打で試合を振り出しに戻した。

 継投に入った千葉ロッテは、6回途中から東條大樹投手、7回表を唐川侑己投手、8回表をハーマン投手が無失点でつなぐ。同点のまま迎えた9回表は守護神・益田直也投手が走者を出しながらも無失点で締め、試合は延長戦へ。

 千葉ロッテは10回表を東妻勇輔投手が危なげなくつないだが、打線が最後まで追加点を挙げられず、2対2で試合終了。先発の小島和哉投手が5.2回5安打3四球7奪三振2失点と力投。後を受けた救援陣も無失点でつないだ。打線では和田選手が1安打1得点2盗塁に好守備と走攻守で活躍を見せた。

 一方の福岡ソフトバンクは、先発した大竹耕太郎投手が5回5安打2四球3奪三振2失点投球。降板後には、「先制点をもらいながら、初回、2回と先頭打者に四球を与えてしまい、それが失点につながったのは大きな反省点です」と反省を口にした。打線も2回以降は無得点と援護できなかった。

  12345678910 計
ソ 2000000000 2
ロ 1100000000 2

ソ 大竹耕太郎-高橋礼-泉圭輔-嘉弥真新也-モイネロ-森唯斗-板東湧梧
ロ 小島和哉-東條大樹-唐川侑己-ハーマン-益田直也-東妻勇輔

文・東海林諒平

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