別の球団スタッフ2名に濃厚接触者の可能性があり自宅待機に
福岡ソフトバンクは3日、新たに30代の1軍スタッフが新型コロナウイルスへの陽性判定を受けたと発表した。長谷川勇也外野手の新型コロナウイルス感染を受けて2日に約200人の選手、スタッフがPCR検査を受検。この検査で30代スタッフは「要再検査」となり、3日に受けた再検査の結果、陽性が判明した。
このスタッフを除く1軍の監督、コーチ、選手、スタッフ86人は陰性だった。ただ、社内調査で2人のスタッフが濃厚接触者である可能性があったため、感染が判明したスタッフと共に3人は自宅待機に。三笠GMは「接触状況、PCR検査が陰性であることを鑑みて、専門家のアドバイスのもとに移動して差し支えないということだった」と説明し、陰性判定だった1軍の監督、選手、スタッフらは予定通りに4日の楽天戦に備えて仙台に移動した。
現時点では4日以降の楽天戦の開催は未定。今後、NPBや対戦相手となる楽天、専門家、保健所との協議の上で決定されるといい、三笠GMは「今後の活動はNPBや保健所、専門家の指示を受けて検討する」。1日に感染が判明した長谷川と、このスタッフとの接触はないという。
この日発表されたのは1軍の監督、選手、スタッフらのみで、1軍以外のファームの首脳陣や選手、スタッフについてのPCR検査結果発表は4日以降になる。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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