14日の熊本でのカード初戦は雨天中止となり、今日は仕切り直しの一戦を鹿児島で迎える。今季初顔合わせとなる両者の状態を踏まえ、今日のゲームの見どころを挙げていきたい。
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→17勝、千葉ロッテ→7勝
福岡ソフトバンクは中田投手が登板予定。前回登板、8日の楽天戦では7回無失点の好投で今季初勝利を挙げている。3回以降は無安打に抑えるなど、尻上がりに調子を上げてくるタイプなだけに、千葉ロッテ打線のつけ入る隙としては、序盤、特に立ち上がりといったところか。
対する千葉ロッテは酒居投手が登板予定。こちらも同じく前回は8日に登板し、6回途中2失点と試合は作った。しかし、今季は2試合に先発して、いずれも6回途中に降板と、スタミナ面に課題を残す。昨季は2完投を記録するなど、完投能力はあるだけに、6回を迎えた際の投球に注目だ。
また、千葉ロッテは王者・福岡ソフトバンクに昨季との違いを見せつけたいところ。昨季はチーム打率最下位と苦しんでいたものの、ここまでチーム打率.267でリーグ2位と福岡ソフトバンクを上回っている。さらに井口新監督の下、チーム盗塁数は15と積極的な走塁を披露。昨季7勝17敗と大きく負け越した王者を相手に苦手意識を払しょくしたい。
一方の福岡ソフトバンクは昨年と同様に相性の良さを見せ付けて初戦から千葉ロッテを下せるか。まずは仕切り直しとなる今日の試合の動きに注目したい。
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