初回に秋山が今季初アーチとなる先頭打者本塁打放つ
埼玉西武が3連勝で貯金を今季最多の9まで伸ばした。14日、敵地・楽天生命パークで行われた楽天戦。先発の多和田真三郎投手が楽天打線を内野ゴロの間の1失点に封じる圧巻の投球を見せてチームは快勝。開幕8連勝ののち、2連敗したものの、再び3連勝とした。
初回、秋山が今季初アーチとなる先頭打者本塁打を放って1点を先制した埼玉西武。3回には3連続四死球で1死満塁のチャンスをもらうと、森が右前へ2点適時打を放って加点。7回には源田の適時三塁打で1点を加えた。
先発の多和田は申し分のない好投。初回1死から茂木に右安打を許したが、ペゲーロの一邪飛で茂木が戻れずに併殺に。2回からは楽天打線に凡打の山を築かせた。6回に岡島に右前安打を許しても、続く足立を遊ゴロ併殺に斬った。7回まで打者21人で封じる安定感溢れるピッチングだった。
8回に先頭の藤田に二塁打を許し、2つの内野ゴロで生還を許したが、失点はこれだけ。9回まで投げ抜いて1失点で勝利投手となった。今季初先発だった3月31日の北海道日本ハム戦、4月7日のオリックス戦に続き3戦連続で勝利投手となり、無傷の3勝目をあげた。
楽天は12球団で最も早い今季10敗目に。打線が多和田に苦しめられ、先発の美馬は7回7安打4失点。3回に3連続四死球から失った2点がもったいなかった。
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