いまだ本調子には遠い楽天。埼玉西武の連勝を止められるか。

パ・リーグ インサイト

2018.4.14(土) 09:30

14日、楽天生命パークで行われる楽天と埼玉西武の3連戦2戦目。13日の試合は両エースが崩れたが、埼玉西武が打ち勝って勝利を収めた。ここでは13日の試合内容を振り返り、14日の試合の見どころを挙げていく。

【今季対戦成績】
楽天→0勝1敗0分、埼玉西武→1勝0敗0分
【昨季対戦成績】
楽天→8勝1分、埼玉西武→16勝1分

13日の試合は楽天・則本投手、埼玉西武・菊池投手と両軍の絶対的なエースが先発したが、ともに崩れて乱打戦に。7対5と2点差で埼玉西武が勝利した。単独最下位に沈む楽天と首位独走中の埼玉西武のカード2戦目。楽天の予告先発は美馬投手で、埼玉西武の先発は多和田投手だ。

楽天の美馬投手は、前回登板の福岡ソフトバンク戦で7回3失点の力投を見せたが、勝ち星は付かなかった。エースが崩れ、中継ぎも安定しない中迎える一戦。流れを変えるような投球で、今季初勝利を手にしたい。

楽天打線においては、1番を打っている島内選手に注目。13日の試合では猛打賞を記録し、最終回も2死から初球を叩いてチャンスを広げ、1番打者の役割を果たした。ベテランの今江選手も奮闘しており、13日の試合では4打数2安打2打点の活躍を見せた。状態が上がらない打線を、熟練の技で引っ張れるか。

ただ、やはり気になるのは中継ぎ陣だ。昨季チームの快進撃を支えた福山投手、松井投手が不振に陥り、高梨投手、ハーマン投手も好調とは言い難い。そんな中継ぎ陣の中で存在感を放っているのが釜田投手だ。ここまで7試合に登板し、防御率1点台と奮闘している。

埼玉西武の見どころは、やはりリーグトップの打率をマークする強力打線だろう。その中でも中軸を打つ山川選手、森選手、外崎選手の並びは脅威だ。13日の試合では山川選手が4号ソロ、森選手、外崎選手はともに猛打賞の活躍を見せた。波に乗っている彼らの打棒に期待したい。

3連敗は避けたい楽天と好調・埼玉西武の一戦。楽天は本調子ではない中継ぎ陣をどのように使うのか。その継投にも注目が集まる。

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