7月7日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第1回戦は、序盤から主導権を握ったオリックスが7対1で勝利した。
オリックスは2回裏、1死から6番・ロドリゲス選手が北海道日本ハムの先発・杉浦稔大投手が投じた初球を力強く弾き返すと、打球はスタンドへ。この3号ソロでオリックスは11年ぶりに10試合連続本塁打を記録した。さらに3回裏、2番・大城滉二選手、3番・吉田正尚選手、4番・ジョーンズ選手の3連打で2点を奪い、序盤から3点のリードを得る。
3点をリードするオリックスは7回裏、四球などで1死2塁とすると1番・宗佑磨選手の適時打で1点を追加。さらに吉田正選手が右中間に4号2ランをたたき込み、スコアを6対0とした。
序盤から援護を受けたオリックスの先発・アルバース投手は安定した投球で、7回まで許した安打はわずか2本。四死球を1つも与えることなく北海道日本ハム打線を抑え込み、勝ち投手の権利を持って降板すると、8回表は山田修義投手が走者を背負いながらも粘りの投球で無失点でつなぐ。8回裏に若月健矢選手の適時打で1点を追加すると、最終9回表は澤田圭佑投手が1点を返されながらも、大差は変わらず試合終了。オリックスが7対1で大勝を収めた。
勝利したオリックスは先発・アルバース投手が7回2安打8奪三振無失点の好投で今季初勝利を手にした。打線は、2回裏のロドリゲス選手の本塁打で球団11年ぶりとなる10試合連続本塁打を記録している。一方の敗れた北海道日本ハムは先発の杉浦稔大投手が5回途中7安打3失点と試合を作ることができず。打線もわずか4安打にとどまるなど精彩を欠いた。
123456789 計
日 000000001 1
オ 01200031X 7
日 ●杉浦稔大-井口和朋-金子弌大-福田俊
オ ○アルバース-山田修義-澤田圭佑
文・後藤万結子
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