7月7日、福岡ソフトバンク対楽天イーグルスの1回戦が福岡PayPayドームで18時より行われる。ビジター12連戦を5勝6敗1分だった福岡ソフトバンクは本拠地でエースを立ててリスタート。一方、首位攻防戦を勝ち越した楽天イーグルスは3連勝中だ。
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→13勝12敗 楽天イーグルス→12勝13敗
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 今季初登板
【楽天イーグルス】弓削隼人投手 2試合2勝0敗 12.2回 11奪三振、防御率2.13
福岡ソフトバンクは千賀滉大投手が待望の今季初登板初先発。6月7日の二軍練習試合で実戦復帰すると、その後ウエスタン・リーグ2試合に登板した。千賀投手不在のチームは借金2と開幕ダッシュに成功したとはいえない状況。ローテ再編で6連戦の頭に抜擢されたエースにかかる期待はとても大きい。
対する楽天イーグルスは弓削隼人投手が先発。昨季の福岡ソフトバンク戦の登板は1試合、6回5安打6奪三振2四球2失点にまとめている。味方打線が好調なだけに最小失点で切り抜ければ、千賀投手に投げ勝つ可能性が見えてくる。
チーム打率がリーグ5位の.230と低調な一方で、リーグ最多17本塁打の福岡ソフトバンク。ここまで5本塁打のバレンティン選手は、4試合連続打点と当たってきた。しかし、楽天イーグルスは浅村栄斗選手が両リーグトップの7本塁打&22打点と絶好調だ。昨年は福岡で13試合1本塁打、打率.163と奮わなかったが、その相性の悪さをも吹き飛ばしそうなのが今の浅村選手。鷹のエース攻略へ、勝負強さを発揮したい。
文・菊地綾子
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