大谷選手が左腕相手に初ヒット、野手スタメン5戦連続ヒット
エンゼルスの大谷翔平選手が11日(日本時間12日)、敵地レンジャーズ戦で「8番・DH」でスタメン出場し、先制タイムリーでチームの勝利に貢献した。この日は8回に四球も選んで2度目の出塁を果たしたが、北海道日本ハム時代のマーティン投手に牽制で刺される珍事も。7対2で勝利したエンゼルスはこれで4連勝となり、ア・リーグで10勝一番乗りとなった。
前日、代打で出場していた大谷選手はこの日、「8番・DH」でスタメン出場。0対0の2回2死1,3塁の第1打席で相手先発左腕ムーア投手から先制の左前適時打を記録した。大谷選手はこれで8打点目、野手スタメン試合では5試合連続のヒット。また、この試合前まで右腕相手に15打数7安打、3本塁打、7打点で打率.467、対して左腕には4打数無安打で、これが左腕相手の初安打となった。
3対1とリードを2点に広げた直後の4回無死3塁の第2打席は見逃し三振。救援右腕ブッシュ投手との対決となった6回先頭の第3打席では強烈な打球を放つも右腕の美技で投直に倒れた。
4点リードで迎えた8回先頭の第4打席では左腕ディークマン投手から四球を選んで出塁。しかし直後、レンジャーズ4番手でマウンドに上がった北海道日本ハム時代の同僚マーティン投手に執拗な牽制にあい、一度はアウト判定がチャレンジでセーフに覆ったものの、直後に牽制死となった。
エンゼルスはメジャー初登板となったバリア投手が5回1安打1失点の好投。打線も8安打で5点を奪い、4連勝をマークした。大谷選手は3打数1安打1四球1打点で打率.364となっている。
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