埼玉西武・榎田大樹が12日千葉ロッテ戦で移籍後初先発へ「走者が出ても温かく見守って」

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2018.4.12(木) 14:08

埼玉西武・榎田大樹投手
埼玉西武・榎田大樹投手

3月14日に阪神から電撃トレード移籍

今年3月14日に阪神から埼玉西武にトレード移籍した榎田大樹投手が11日、移籍後初先発となる12日の敵地千葉ロッテ戦に向けて入念な調整を行った。プロ8年目左腕は「しっかり粘り強く投げる姿を見せられたら」と意気込んだ。

阪神でキャンプインしたものの、オープン戦開始直後に埼玉西武へ電撃移籍。2010年ドラ1左腕はリーグを変えて新たなスタートを切ることになった。開幕1軍入りはならなかったが、2軍戦で3試合(11回)に投げて2勝無敗、防御率0.82の好成績。「僕としてはもうちょっと時間が掛かると思ったんで、逆にトントン拍子で来ているんで驚いています」と話す。

自身については「どちらかというと粘り強く投げる投手だと思うので、走者が出ても温かく見守ってくれれば」と話す。阪神時代は「2ボールになるとちょっとスタンドがざわついて、3ボールになったらオイオイと。四球を出したらしっかり投げろっていう声がスタンドから聞こえました」と苦笑いしながら回顧。新天地のファンには「それも野球の1つ、そういうピッチングスタイルだと思ってもらえれば」と話す。

千葉ロッテには「足を使ってくるイメージがある」というが、「走者に気を取られないで、打者と1人1人対戦できればと思います」。

予想以上に早く回ってきたアピールの場。「チームの勝利に貢献できればと思っています」と移籍後初勝利に意欲を見せた。

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