6月23日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテとオリックスの第1回戦が行われる。千葉ロッテは福岡ソフトバンク相手に2勝1敗と開幕好発進。この勢いのまま本拠地でオリックスを迎え撃ちたい。
オリックスは打撃陣に期待が高まる。20日、21日とチーム2桁安打を達成。開幕初カードは負け越したものの、昨季大きく勝利数を上回る千葉ロッテ相手に得点を重ねていきたい。両軍の見どころを紹介していく。
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→9勝15敗1分 オリックス→15勝9敗1分
【練習試合成績】
千葉ロッテ→3勝7敗2分 オリックス→4勝4敗4分
【昨季成績】
【千葉ロッテ】二木康太投手 22試合7勝10敗 128.2回 115奪三振、防御率4.41
【オリックス】アルバース投手 13試合2勝6敗 63.1回 45奪三振、防御率5.83
千葉ロッテの先発は二木康太投手。オフに背番号が64から18へ変更となり、今シーズンの活躍がさらに期待される。16日の練習試合では5回2安打無失点6奪三振と力投。力強いストレートでオリックス打線を翻弄したい。二木投手を援護したいマリーンズ打線の注目は井上晴哉選手。21日の福岡ソフトバンク戦では満塁のチャンスで豪快な1号本塁打が飛び出し4打点を挙げた。また走塁・打撃で活躍が光った荻野貴司選手からも目が離せない。故障に泣かされながらも走攻守でレベルの高さをみせてきた不動のリードオフマンは今季もさらなる進化を遂げるだろう。
一方、オリックス先発はアルバース投手。10日に行われた練習試合ではソフトバンク相手に4回3分の1を投げ7安打2失点と試合を作った。昨年11月に腰椎の手術を行い、負担を考慮して投球フォーム改善に努めた左腕は、6連戦の大事な初戦を白星で飾りチームに貢献することができるか。
打線はT-岡田選手に注目だ。21日の楽天戦では2年ぶりの猛打賞をあげ1番打者としてチームを牽引した。初回に二塁打を放ち出塁すると、中川圭太選手の犠牲フライでガッツあふれるヘッドスライディングでホームに帰還。昨季は20試合の出場と振るわなかったが、今季にかける熱い思いで結果を残したい。
文・北嶋楓香
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