強風にめげず先発二木投手が7回途中2失点の力投披露
千葉ロッテは11日、本拠地での埼玉西武戦に6対3で勝利した。風速19メートルの強風が吹きつける中でも、投打のかみ合った試合展開で、開幕8連勝と好スタートを切っていた埼玉西武から2連勝を飾った。
初回、先発・二木投手が1死から源田選手に四球から二盗を許すと、浅村選手と山川選手の連続タイムリーで2点を先制された。だが、直後の攻撃で打線が奮起。先頭の荻野貴選手が四球、1死から中村選手の中前打、井上選手の四球で満塁の好機を作る。鈴木選手は二飛に倒れたが、続くルーキー菅野選手が走者一掃の右翼フェンス直撃三塁打で逆転に成功した。
3回には2死2塁から福浦選手の左翼タイムリー二塁打で1点を追加した。6回には先頭・清田選手が左翼二塁打で出塁すると1死後に荻野貴選手の適時打で5点目。なおも1死1,3塁で中村選手が右翼へ犠飛を放つと、三塁走者の荻野貴選手が本塁を目指したが、右翼・外崎選手からの返球とほぼ同着。球審はアウトと判定したが、井口監督がリクエストを要求すると判定は覆り、6点目が認められた。
二木投手は2回からカーブを生かした投球で、走者を背負いながらも無失点。6回2/3を8安打5奪三振2四球2失点(自責2)の力投で、今季初勝利を飾った。
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