ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の2回戦。千葉ロッテは昨季、ZOZOマリンスタジアムで防御率2.48と好成績だった二木投手が先発する。今日は日中から強風が吹き荒れる天候だが、相性抜群の本拠地のマウンドで今季初白星を手にしたい。
一方、開幕からの連勝が8で止まった埼玉西武はカスティーヨ投手が先発。来日初登板だった4日の福岡ソフトバンク戦は150キロ超えの速球で圧倒し、初勝利を挙げている。
1回表、埼玉西武は1死から2番・源田選手が四球を選び、盗塁を決める。この好機で3番・浅村選手が左中間へ適時二塁打を放てば、4番・山川選手も左翼線への適時二塁打で続いた。連続長打で埼玉西武が幸先よく2点を先制する。
いきなり2点を追いかける展開となった千葉ロッテは1回裏、1番・荻野貴選手の四球、3番・中村選手の安打、4番・井上選手の四球で満塁の好機を築く。2死となるものの6番・菅野選手が、あわや本塁打かという右翼フェンス直撃の適時打。頼もしいルーキーの走者一掃の三塁打で、千葉ロッテが3対2と一気に逆転した。
追加点が欲しい千葉ロッテは3回裏、2死から6番・菅野選手が二塁打で出塁。続く7番・福浦選手が通算1969安打目となる適時二塁打を放ち、リードを2点に広げる。
援護をもらった二木投手は直球にスライダー、カーブを織り交ぜ、埼玉西武に追加点を許さない。4回表、5番・森選手の安打と二盗、7番・外崎選手の四球と盗塁で2死2,3塁と一打逆転のピンチを迎えるが、8番・メヒア選手からカーブで空振り三振を奪い、切り抜けた。
すると、千葉ロッテは6回裏、8番・清田選手の二塁打などで1死3塁とし、荻野貴選手の適時打で1点を追加。なおも1,3塁で3番・中村選手が犠飛を決め、スコアは6対2となった。
千葉ロッテがリードのまま試合は終盤へ。2回以降立ち直った二木投手は、勝ち投手の権利を持って7回途中に降板。後を受けた2番手・松永投手はわずか4球で0回1/3を終わらせると、8回表はシェッパーズ投手が埼玉西武の反撃を1点でしのぐ。そして9回表を内投手が締め、6対3で千葉ロッテが逃げ切った。
千葉ロッテはこれで3連勝。先発の二木投手は6回2/3を投げ、被安打8、奪三振5、失点2で今季初勝利を手にし、内投手が2セーブ目を挙げた。
埼玉西武は8回表に外崎選手の適時打で反撃するも、今季初の連敗。カスティーヨ投手が5回途中4失点で来日初黒星を喫した。打線は秋山選手が4安打と気を吐いた。
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