5本塁打が飛び交う空中戦は福岡ソフトバンクに軍配。バンデンハークが今季初勝利

パ・リーグ インサイト

2018.4.11(水) 21:39

ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハム3連戦の2戦目。昨日は北海道日本ハムが福岡ソフトバンク打線を1点に抑えて勝利した。連敗は避けたい福岡ソフトバンクの先発はバンデンハーク投手。前回登板の埼玉西武戦では6回2失点の投球を見せた。今日も安定感のある投球でチームの戦績を5分に戻したい。

対する北海道日本ハムの先発は高梨投手。前回登板の楽天戦で6回無失点の投球を披露しており、今日の登板も期待できる。

1回裏、福岡ソフトバンクの先頭の本多選手が二塁打で出塁すると、2番・上林選手が先制の適時三塁打を放つ。なおも1死3塁の好機で4番・内川選手が適時打、続くデスパイネ選手が2号2ランと高梨投手を攻め、福岡ソフトバンクが初回に4点のリードを奪った。

続く2回裏には、先頭の今宮選手と続く甲斐選手が、ともに1号ソロとなる2者連続本塁打でさらに2点を追加。福岡ソフトバンクが序盤で6対0と、北海道日本ハムを大きく突き放す展開となった。

序盤のうちに少しでも点差を詰めたい北海道日本ハムは、3回表2死から連続四球で1,2塁の好機を作ると、3番・レアード選手の適時打で1点を返す。続く4回表には5番・大田選手に1号ソロが飛び出し、2対6と点差を4に縮める。

しかし5回裏、北海道日本ハム2番手の上原投手が2死満塁のピンチを招くと、2つの押し出し四球で2点を失い、2対8と再び点差を6点に広げてしまった。

諦めない北海道日本ハムは7回表、先頭の中島卓選手が出塁し、盗塁と進塁打で2死3塁に。このチャンスで3番・近藤選手が適時打を放って1点を返す。続く8回表には横尾選手に2号2ランが飛び出し、終盤で5対8と3点差まで詰め寄るが反撃はここまで。

9回表、福岡ソフトバンクは守護神・サファテ投手をマウンドへ送りそのまま試合終了。8対5で福岡ソフトバンクが勝利した。

福岡ソフトバンクは先発のバンデンハーク投手が6回2失点の好投で今季初白星。打線も9安打8得点と爆発し、カード戦績を五分に戻した。一方、敗れた北海道日本ハムは打線が5点を挙げるも、先発の高梨投手が4回途中6失点と崩れ連勝はならなかった。

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