「TOHOKU SMILE PROJECT」第4弾!楽天イーグルスが宮城県名取市にこどもアスレチック寄贈

パ・リーグ インサイト

2020.6.1(月) 17:41

こどもアスレチック©Rakuten Eagles
こどもアスレチック©Rakuten Eagles

合言葉は「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」

 楽天イーグルスは1日、「TOHOKU SMILE PROJECT(東北スマイルプロジェクト)」第4弾として、宮城県名取市閖上地区に「こどもアスレチック」を寄贈、同施設がオープンしたことを発表した。

 東北のプロスポーツチームである楽天は、東日本大震災の復興・再生のお手伝いの一環として、2014年に募金団体「TOHOKU SMILE PROJECT」を設立。「スポーツの力でこどもたちを笑顔に!」を合言葉に、集めた寄付金で、震災以降屋外でのびのびと遊ぶ機会が少なくなっているこどもたちへ、心身の健康を育むスポーツ施設を建設する活動を行っている。

 第4弾となる、宮城県名取市閖上地区の「こどもアスレチック」は、2019年5月から募金活動や寄付への呼びかけを開始。楽天生命パーク宮城では、試合前に選手たちが募金活動の呼びかけに参加するなどして、28,000,000円もの支援が集まり、建設が実現した。

 株式会社楽天野球団 代表取締役社長 立花陽三氏は、「東日本大震災、そして、今般の新型コロナウイルス感染拡大により、子どもたちが思いっきり体を動かすことのできる機会が減少しています。今回、『こどもアスレチック』を寄贈させていただくことによって、たくさんの子どもたちが屋外で元気にのびのびと遊ぶことができ、笑顔になるきっかけになればと願っております」とコメント。

 建設されたアスレチック遊具は、所々に楽天のロゴマークや、野球ボールの模型があしらわれたデザインになっていて、野球場にいるようなワクワクを感じることができる。球団は「閖上こどもアスレチックパーク」の愛称がついたこの場所が、子ども達が思いっきり体を動かし笑顔になれる場所になるとともに、東日本大震災で甚大な被害を受けた名取市閖上地区にとってにぎわいの拠点になれば、との思いも込めている。


文・池田紗里

こどもアスレチック©Rakuten Eagles
こどもアスレチック©Rakuten Eagles
こどもアスレチック©Rakuten Eagles
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TOHOKU SMILE PROJECTこれまでのスポーツ施設建設と寄贈額

■第1弾
2014年12月 福島県相馬市「相馬こどもドーム」【寄贈額:192,376,128円】
■第2弾
2017年3月 岩手県大槌町「大槌こどもグリーンフィールド」【寄贈額:49,714,742円】
■第3弾
2017年5月 東北各地へ「こどもスタジアム」を建設・寄贈するための活動を実施
2018年4月 宮城県南三陸町に「南三陸こどもスタジアム」が完成
※その他、岩手県岩泉町、岩手県宮古市、岩手県陸前高田市、宮城県石巻市、福島県南相馬市、福島県福島市への建設・寄贈も進行中
■第4弾
2020年6月 宮城県名取市「こどもアスレチック」【寄贈額:28,000,000円】

■TOHOKU SMILE PROJECT
https://www.rakuteneagles.jp/tohoku-smile/

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