カード勝ち越しを懸けた一戦。投げ勝つのは若手か?ベテランか?

パ・リーグ インサイト

2018.4.8(日) 09:31

昨日の試合は、9回表に上林選手が決勝打を放ち4対3で福岡ソフトバンクが勝利を飾った。1勝1敗で迎えた3戦目、勝利するのは今季初のカード勝ち越しを目指す楽天か、それとも開幕カード以来となる勝ち越しを目指す福岡ソフトバンクか。1戦目、2戦目の戦いを踏まえて今日の試合のポイントを挙げていく。

【今季対戦成績】
楽天→1勝1敗0分
福岡ソフトバンク→1勝1敗0分

【昨季対戦成績】
楽天→12勝、福岡ソフトバンク→13勝

楽天の先発は池田投手が予定されている。プロ初登板となった前回登板は3回途中4失点とプロの洗礼を浴びた。本拠地初登板となる今日の試合では、プロ初勝利をつかみたい。

一昨日、昨日と打線を引っ張っている今江選手は打線の中での注目選手だ。今カードの第1戦では3安打猛打賞。第2戦では同点となる1号3ランを放っている。2005年の日本シリーズでは8打数連続安打を放つなど、一度火が付くと止められない今江選手が3戦目もチームに大きく貢献するか。

福岡ソフトバンクの先発は中田投手が予定されている。オープン戦で3試合に先発して防御率2.70と好成績を残し、先発ローテーションの最後の1枠に食い込んだ中田投手だが、前回のオリックス戦では6回途中で2失点と試合は作ったものの勝ち負けは付かなかった。若手投手との対戦となる今日のゲームではベテランらしい投球で試合を作れるかがカギとなる。

さらに、福岡ソフトバンクの中継ぎ陣にも注目したい。昨日の試合でも7回途中から武田投手が交代すると、そこから4投手による小刻みなリレーで逆転を許さず、上林選手の決勝打につながった。明日は試合がないため、今日の試合では中継ぎ陣の積極的な起用が予想される。ブルペンの働きはより重要なものになるはずだ。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE