【試合戦評】楽天が完封で鷹を破り、本拠地最終戦を勝利で締めくくる

パ・リーグ インサイト

2016.10.2(日) 00:00

4位浮上へ一つも負けられない楽天。今季本拠地最終戦の先発を任されたエース・則本投手は、勝てば自身通算50勝目となる。対する福岡ソフトバンクはすでに2位が確定しているが、クライマックスシリーズへ良い流れで向かうためにも、今季最終戦を勝って締めくくりたい。

2回まで両チームとも無得点だったが、3回裏に楽天が試合を動かす。2アウトから1番・島内選手が安打で出塁すると、続く2番・藤田選手の打席で盗塁を決めてチャンス拡大。そして藤田選手が適時打を放ち、楽天が先制に成功する。

さらに、5回裏には9番・嶋選手の「たまたまです。風のおかげですね」と語った2号ソロで2対0。1点ずつを加え、着実にリードを広げていく。

2点の援護をもらった楽天先発・則本投手は、気迫溢れる投球で6回96球、被安打3、奪三振5、無失点の好投。今季の奪三振はリーグトップの216個となり、最多奪三振のタイトル獲得はほぼ確実なものとなった。

6回以降は継投に入った福岡ソフトバンクは、8回裏。ついに10年ぶりに「平成の怪物」松坂投手が日本球界復帰後初の一軍マウンドに上がる。注目が集まった中での登板だったが、先頭打者・嶋選手に四球を与えると、続く打者相手に2者連続死球で無死満塁に。その後も制球は定まらず、3番・ペゲーロ選手にも四球を与えて追加点を許してしまう。その後も楽天に2本の適時打を放たれ、この回だけで5点を失い、一気にリードを広げられる。

9回、意地を見せたい福岡ソフトバンクは2番・本多選手が四球を選び、2アウトから4番・内川選手が安打を放つなど、2死満塁と好機を広げる。この場面で代打・吉村選手が告げられ、楽天・松井裕投手の内角高めの直球を打つも、ショートゴロ。得点を奪えず完封負けを喫してしまった。

4人の投手による完封リレーで本拠地最終戦を見事白星で飾った楽天。残り2試合で連勝すれば逆転での4位浮上となる。一方の福岡ソフトバンクは今季最終戦で打線が振るわず無得点。8日から始まるクライマックスシリーズ ファーストステージへやや不安の残る結果となってしまった。

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