清水選手が2本塁打3打点の活躍。北海道日本ハムが乱打戦を制し、5連勝で2カード連続勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2018.4.7(土) 18:05

東京ドームで行われている北海道日本ハム対千葉ロッテ3連戦の2日目。昨日の試合では、マルティネス投手が来日初勝利を完投で飾り、北海道日本ハムが4連勝を飾った。今日の先発は今季初登板となる斎藤佑投手。一方千葉ロッテの先発も、今季初先発となるチェン投手。どちらの投手に軍配が上がるのか、その立ち上がりに注目したい。

初回、斎藤佑投手は制球に苦しみ四球、死球などで2死満塁のピンチを招くと、6番・菅野選手への死球で1点の先制を許してしまう。一方のチェン投手は、2つの三振を含む好投を見せ無失点で切り抜ける。

2回裏、試合はいきなり急展開を見せる。1死からアルシア選手が二塁打で出塁すると、続く7番・横尾選手が右前への適時打ですぐさま同点に追い付く。さらに8番・清水選手が右中間へ、勝ち越しの2ランを叩きこむ。なおも9番・中島卓選手が安打で出塁し、2死2塁の場面で2番・西川選手からも1号本塁打が飛び出す。この回5点を奪い、北海道日本ハムが一気に逆転に成功する。

さらに3回裏、先頭の中田選手が「うまく反応できたと思う。斎藤さんも、これで楽に投げてくれると思う」と振り返る、豪快な本塁打を放ち1点を追加。北海道日本ハムが6対1とリードを広げる。しかし4回表に3四球で2死満塁とし、斎藤佑投手は降板してしまう。

何とか反撃したい千葉ロッテは5回表、先頭の藤岡選手が二塁打で出塁すると、3番・中村選手も安打でつなげる。続く4番・井上選手が犠飛を放ち、まず1点を返すと、2死1塁の場面で菅野選手が適時二塁打を放ち、さらに1点を追加。続く6回表には先頭の清田選手が左翼へ本塁打を放ち、2点差に詰め寄る。

しかし北海道日本ハムは、千葉ロッテに流れを渡さない。7回裏、有吉投手がマウンドに上がると、先頭のレアード選手、1死後に横尾選手、清水選手の連続本塁打で3点を追加。スコアを9対4とし、再び突き放す。

8回に千葉ロッテが2点を奪うも、9回はトンキン投手が無失点に抑え、9対6で北海道日本ハムが勝利。先発全員安打で千葉ロッテを下し、5連勝で2カード連続勝ち越しを決めた。一方の千葉ロッテは序盤の大量失点が響き、今季初のカード負け越しを喫した。

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