巨人はディプランで67人、千葉ロッテはフローレスで68人に
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期となっている日本のプロ野球。そんな中でも各球団は開幕に向けての準備を行わなければならない。3月31日には千葉ロッテがホセ・フローレス投手、巨人がナティーノ・ディプラン投手を支配下登録することを発表。育成選手として入団した2人の外国人投手だったが、開幕を前に支配下契約を勝ち取った。
各球団の支配下登録枠は70人が上限。フローレスを登録した千葉ロッテは68人、ディプランを登録した巨人は67人となった。支配下登録枠はシーズン中の補強や育成選手の昇格に影響する。では、他の球団には、あとどれくらいの支配下登録枠の“空き”があるのだろうか。
【パ・リーグ】
埼玉西武 66人
福岡ソフトバンク 67人
楽天 67人
千葉ロッテ 68人
北海道日本ハム 67人
オリックス 66人
【セ・リーグ】
巨人 67人
横浜DeNA 67人
阪神 68人
広島 67人
中日 67人
東京ヤクルト 67人
パ・リーグでは少ないのが埼玉西武、オリックスの66人。あと4枠あり、シーズン中でも積極的な補強が行えそうである。多いのは千葉ロッテの68人。福岡ソフトバンク、楽天、北海道日本ハムは67人となっているが、福岡ソフトバンクだけはやや事情が違う。
キューバ人のコラスがキューバを出国、MLB挑戦のために他国への亡命を目指しているとされる。福岡ソフトバンクは制限選手とし、現在は支配下登録枠にはカウントされていない。だが、もしコラスが復帰した場合は支配下選手にしなければならず、現状では1枠空けておかなければならないのだ。
セ・リーグでは阪神だけが68人で、残る5球団は揃って67人となっている。シーズンに入っても、70人いっぱいまで選手を抱えることはそれほどない。新型コロナウイルス禍を乗り越え、無事に開幕を迎えた先、シーズンでこの人数がどう変化していくだろうか。
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