投打で勢いに乗る埼玉西武が連勝を7に伸ばすか、オリックスがルーキー左腕で待ったをかけるか

パ・リーグ インサイト

2018.4.7(土) 09:32

昨日の試合では、エース・菊池投手の好投で試合の主導権を握った埼玉西武がオリックスを5対1で下し、開幕6連勝を飾った。このままの勢いで埼玉西武が開幕7連勝を決めるか、はたまたオリックスがこの連勝を阻止するか。今日の試合を左右するキーマンは以下の通りだ。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝0敗0分
オリックス→0勝1敗0分

【昨季対戦成績】
埼玉西武→11勝、オリックス→14勝

埼玉西武は多和田投手が登板予定。前回登板では6回、被安打3、5奪三振、無失点と完璧な内容で白星を挙げている。一方で昨季4敗を喫するなどオリックス戦は大きく苦手としていることが不安要素だ。何としても2勝目となる白星を挙げ、チームからの大きな信頼獲得につなげたい。

野手のキーマンは外崎選手だ。昨日の試合ではフェンスにぶつかりながら打球をキャッチする好守に加え、貴重な追加点のきっかけを作る三塁打を放つなど攻守で活躍が目立った。下位打線の外崎選手が、昨日の試合で本塁打を放った浅村選手や山川選手が揃う上位打線につなげることができれば、勝利を大きく近づけることができるだろう。

対するオリックスはドラフト1位ルーキー・田嶋投手がプロ2度目の先発。前回登板では、立ち上がりこそ制球に苦しんだものの、以降は新人離れした修正能力を発揮。5回、被安打1、4奪三振、1失点の好投で、見事プロ初先発初勝利を挙げた。強打者の揃う埼玉西武からプロ2勝目を飾ることができれば、本人にとっても大きな自信になるだろう。初対戦となる埼玉西武打線を相手にどのような投球を見せるか、注目だ。

打線では、マレーロ選手とT-岡田選手に期待が寄せられる。それぞれ昨季は多和田投手から2本塁打を放つなど得意としているだけに、今日の試合でも一発に期待したい。チームを引っ張る大砲の一振りで、昨日はわずか2安打1得点と沈黙した打線を再び目覚めさせたいところだ。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE