佐々木朗はプロ初の打撃投手で最速157キロ、井口監督「本当に順調に来ている」
千葉ロッテの井口資仁監督が24日、ドラフト1位の佐々木朗希投手の4月中の実戦デビューを示唆した。佐々木朗はZOZOマリンでプロ初の打撃投手を務め、福田光と茶谷に対して25球。安打性の打球は6本で、最速157キロを記録した。井口監督は報道陣から「実戦デビューは4月中か?」と問われ、「その方向では考えています」と語った。
寒風が吹き付ける中での150キロ超の剛速球ショーだった。井口監督は「今日はまだストレートだけなんで、次は変化球も投げるでしょうし、その後シート打撃などもある。本当に順調に来ていると思います」とうなずいた。佐々木朗の4月デビュー示唆は「最初から予定通りのプログラムでやってきている。焦らせることはない」とした上での発言だったが、新型コロナウイルスで開幕延期となる中で黄金ルーキーが徐々にペースを上げていく。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
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