埼玉西武松坂大輔、195日ぶり実戦は1回2失点、最速141キロに「140出ればいい」…登板後の一問一答

Full-Count

2020.2.25(火) 15:07

先発した埼玉西武・松坂大輔※写真提供:Full-Count(写真:宮脇広久)
先発した埼玉西武・松坂大輔※写真提供:Full-Count(写真:宮脇広久)

2失点も「あのボールが打たれるはずがない、という中で打たれたわけではない」

 埼玉西武に14年ぶりに復帰した松坂大輔投手が25日の韓国・斗山ベアーズとの練習試合(サンマリン宮崎)に先発した。中日に在籍した2019年8月14日ウエスタンリーグの福岡ソフトバンク戦以来195日ぶりとなった実戦マウンドは2ラン1発を被弾し、1回3安打2失点に終わった。降板直後の報道陣との主な一問一答は次の通り。

──自身の投球の印象は

「全体的に変化球が高かったですし、力の入れどころも……もう少し力を入れてもいいところでは、入れるべきだったと思いますね」

──2番打者に三塁打を浴びた場面は

「見逃し三振を狙ったんですが、ストライクで見逃しより、真ん中低めで空振りを狙った方がよかったかもしれないですね」

──続く3番打者に1発を浴びた

「あれも得点圏にランナーを置いての初球なので、あの投げミスはしてはいけないな、と思いますね」

──打たれたことも今後の修正点として前向きにとらえる?

「そうですね。試合で出た課題というのは、実戦でしか修正できないと思うので、次回登板のときに、今日悪かった部分を減らせるようにやっていかないといけない」

──手応えを得たところは

「今日は特にないです」

──良かった球種は?

「ん~、ないですね」

──捕手の森とのコンビネーションは?

「手応えはないですけど、1イニングですし、これからもう少しイニングが増えてくると、初球の入り方とか、追い込んでからの攻め方とか、そういう話が出てくると思う。これからじゃないですかね」

MAX141キロには「140が出ればいいかな、というところですかね」と納得

──MAX141キロを計測

「140が出ればいいかな、というところですかね」

──古巣に戻ってきたという実感は

「まだないですね、ハイ」

──1番打者への第1球の球種は

「まっすぐです。(森)友哉と話し合った通りです」

──本塁打を打たれた瞬間も、サバサバした表情に見えた

「バットへの当たり方を見て、打たれた瞬間に行ったとわかったし、そりゃそうだよな、という感じですかね」

──1回3安打2失点という結果について

「悪いボールがそのままの結果になった。あのボールが打たれるはずがないという中で打たれたわけではない。この時期だから、という感じですかね」

─試合前、ブルペンでの調子は

「特に良くもなく悪くもなく、ですかね」

──被安打3を全て左打者に打たれたことは反省材料か

「いや、正直そこまで考えないですね。もう少しイニングを投げるようになってくると、バッターに対する攻め方、その打席だけじゃなく次の打席も考えながら投げたりするので……そういうことはイニングが増えてからじゃないですかね。今日は僕の中では、ただ試合に入った、というだけですかね」

──このままいけば3月20日の公式戦開幕に間に合うという手応えは

「まだないですね。まだないですけど、あと何試合投げられるかわからないですが、次の登板は3(回)でも4(回)でも行けたらいいなとは思っています」

──相手の斗山打線の印象は

「しっかり振れているな、という感じですかね」

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE