北海道日本ハムは、18年のドラ1・吉田輝星が実戦初登板
北海道日本ハムは、一・二軍合同での紅白戦を13時から行う。今季初の実戦登板となる吉田輝星投手は、二軍キャンプからのスタート。一軍首脳陣の前で、開幕に向けたアピールをすることができるか。JFE東日本からドラフト1位で入団した河野竜生投手も登板を予定しており、こちらも注目が集まる。
野手陣では5年目・横尾俊建選手に注目だ。13日に行われた楽天との練習試合では、3打席目に二塁打を放つなど、チーム唯一のマルチ安打で気を吐いた。内野のレギュラー獲得へ、紅白戦でもしっかりと活躍を見せていきたい。
鷹の紅白戦では経験豊富な両右腕が先発登板
福岡ソフトバンクは、13時から5イニング制の紅白戦を実施する。紅組はバンデンハーク投手が先発し、その後は二保旭投手、嘉弥真新也投手、杉山一樹投手が登板。対する白組は東浜巨投手が2イニング投げた後、岩嵜翔投手、森唯斗投手、板東湧梧投手がそれぞれ1イニングの登板を予定している。
紅組の先発・バンデンハーク投手は、昨季は故障に悩まされて3試合の登板にとどまった。対する東浜投手も、ここ2年は右肘の故障によりシーズン通しての活躍ができず。今季、あらためて開幕ローテーション争いに挑む両投手は、どのような投球を見せてくれるか。
紅組のスタメンに名を連ねた2名の新人野手にも注目だ。ドラフト1位・佐藤直樹選手は、13日の紅白戦で1打席目に四球を選ぶと、2打席目には早速左前打を記録。一方のドラフト5位・柳町達(たつる)選手は、1、2打席目ともに三振と苦戦を強いられた。ともに紅組のスタメンとして臨むこの一戦、首脳陣へさらなるアピールといきたいところだ。
実戦2試合目の楽天は東京ヤクルトと対戦
楽天は金武町ベースボールスタジアムで東京ヤクルトと練習試合を行う。久米島ではケースバッティングなど実戦を想定した練習を重ねた楽天。初陣となった13日の北海道日本ハム戦は、ドラフト1位ルーキーの小深田大翔選手と、ドラフト2位・黒川史陽選手が安打デビュー。試合は、少ないチャンスをものにした楽天が2対1で勝利した。
奇しくも楽天と東京ヤクルトはどちらも故・野村克也さんが指揮を執ったチーム。さらに三木肇監督、東京ヤクルト・高津臣吾監督はともに現役時代は野村さん率いるヤクルトスワローズで汗を流した。練習試合ではあるが、野村さんへ思いを届ける好ゲームに期待したい。
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