開幕カード勝ち越しを懸けた一戦。千葉ロッテと楽天の先発はともに2年目の新鋭

パ・リーグ インサイト

2018.4.1(日) 09:31

5時間ゲームとなった開幕戦は楽天が制したが、開幕2戦目は、新外国人・ボルシンガー投手の好投と4番の2打席連発を含む大攻勢で、千葉ロッテが勝敗を五分に戻した。開幕カードを勝ち越し、好スタートを切るのはどちらのチームか。予告先発を中心に、4月1日に行われる開幕3戦目の見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ 1勝1敗0分
楽天 1勝1敗0分

【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→9勝1分、楽天→15勝1分

何と言っても注目は、プロ初先発の楽天・池田投手だ。これまで一軍登板のなかった2016年ドラフト2位右腕だが、今季はキャンプから一軍に帯同し先発6番手に名乗りを上げた。

オープン戦は1試合に登板したのみだが、3月23日にファームでの埼玉西武戦に登板し、8回途中無失点。一軍初登板で持ち味を発揮し、初白星を手繰り寄せることはできるだろうか。

池田投手を援護したい楽天打線だが、この2試合で17安打5得点と打線がつながらない。好調を維持するウィーラー選手(打率.556)、アマダー選手(打率.750)の前にどれだけ走者を溜めるかがカギになりそう。オープン戦の首位打者・内田選手の今季初安打にも期待したい。

対する千葉ロッテの先発は2年目の酒居投手。開幕から先発として臨む今季、オープン戦3位となる防御率1.06を記録した右腕は、さらなる飛躍への足がかりとなる勝利をつかみたい。

31日の開幕2戦目では、3本塁打が飛び出した千葉ロッテ打線。中でも2打席連続本塁打を放った井上選手の活躍が光った。プロ5年目を迎えた巨漢の大砲は、角中選手の故障により任されることになった4番のポジションを、名実ともに自分のものにできるか。

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