名球会入りの250セーブまであと20「チームが勝ち続ければ」
福岡ソフトバンクのデニス・サファテ投手が、2018年初セーブを挙げた。30日のオリックスとの開幕戦。8回裏にチームが2点を先制すると、当然のごとく「キング・オブ・クローザー」が9回のマウンドに上がった。
大歓声に背中を押され、登板したサファテ投手は「アドレナリンが出過ぎて押さえるのが大変だったよ」と笑う。先頭の代打・武田選手を左飛に打ち取ると、西野選手、中島選手を連続で空振り三振に。代打攻勢を危なげなく、3者凡退で斬って取った。
昨季、前人未到の54セーブという驚異の記録をマークした守護神にとっての今季初セーブ。通算230セーブ目となり、名球会入りとなる250セーブまで、残り20セーブとなったが、「チームが勝ち続けていけば、近づいていくから考えないようにしているよ」と、自身の記録よりチームの勝利が第一だ。何よりも「開幕戦に勝てるのはいいね」と、チームの今季初勝利を喜んでいた。
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