鷹が連勝を果たすか、それを阻むか。エースナンバーを背負う武田翔太投手にルーキー・田嶋大樹投手が挑む

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2018.3.31(土) 09:32

昨日の試合は開幕投手の千賀投手、西投手が互いに持ち味を存分に発揮し、緊迫した投手戦が展開された。8回に柳田選手が適時打を放ち、福岡ソフトバンクが先勝したが、今日はどちらに勝利の女神がほほ笑むか。開幕カード第2戦の注目ポイントを見ていこう。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク 1勝0敗0分
オリックス 0勝1敗0分

【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→18勝、オリックス→7勝

今日の試合の福岡ソフトバンクの予告先発は武田投手。今季から背番号が18に変わり、鷹のエースとなるために昨季以上の成績が求められる。しかし、オープン戦では4試合に登板し防御率は3.43。オープン戦最後の登板となった3月24日の広島戦では6回4失点。3回には高めの直球を痛打されて満塁弾を許し、与四球も3つと不安を残したまま開幕を迎えることとなった。過去、武田投手のシーズン初登板の成績は4勝2敗。相性のいいシーズン初登板で今季初勝利を挙げることはできるだろうか。

一方の打線からは、決勝打を放った柳田選手を注目選手として挙げたい。第3打席まで2三振と抑えられていたが、第4打席では決勝点となる2点適時二塁打を放った。オープン戦の打率も.324と好調だったものの、懸念点は本塁打がなかったところ。果たして今日の試合ではその第1号が出るか。

対するオリックスの先発はルーキー・田嶋投手だ。昨季のドラフトでは社会人ナンバーワン投手としてドラフト1位指名を受け、オリックスへ入団。右打者に対するクロスファイヤーは威力十分で即戦力としての期待がかかる。オープン戦では3試合に登板し、1勝1敗で防御率は3.07。最終登板となった3月24日の阪神戦では6回2失点と安定した投球を披露した。プロ初登板となるマウンドで、チームを初勝利へ導けるか注目したい。

打線は、初回の山足選手のプロ初安打のみに抑え込まれ、1安打完封負けを喫した。オープン戦で好調だった宗選手や吉田正選手を中心に好機を生み出し、明日は投手陣を早々に援護したい。

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