セ・リーグは木浪や床田、パ・リーグは松本航や中川にも票が入る
「NPB AWARDS 2019 supported by リポビタンD」が26日に開催され、今季の最優秀新人はセ・リーグが東京ヤクルトの村上宗隆内野手、パ・リーグが福岡ソフトバンクの高橋礼投手が選出された。投票結果の内訳も発表され、村上は阪神・近本光司外野手との接戦を制した。
村上は高卒2年目の今季、36本塁打をマーク。中西太氏の高卒2年目以内シーズン最多本塁打記録に並び、清原和博氏の持つ10代最多31本塁打の記録を更新した。また、96打点も中西氏の86打点を上回り、高卒2年目以内シーズン最多記録を更新した。
一方、ドラ1ルーキーの近本は、長嶋茂雄氏の持つセ・リーグ新人安打記録153本を更新するNPB歴代3位の159安打を記録。142試合に出場して打率.271、9本塁打、36盗塁の好成績をマークし、新人ではNPB史上2人目の盗塁王も獲得していた。
投票では、有効投票数「299」のうち、村上が「168」票を獲得。近本は「129」票で、実に39票差と僅差だった。阪神の木浪聖也内野手、広島の床田寛樹投手にも票が入った。
一方、パ・リーグは専修大から入団2年目の高橋礼が23先発で12勝6敗、防御率3.34の成績をマーク。有効投票数「254」のうち、「206」票を獲得して圧勝した。2位は高橋礼の同僚で昨年ドラフト1位の甲斐野央投手で39票だった。その他に埼玉西武の松本航投手、佐藤龍世内野手、オリックスの中川圭太内野手、榊原翼投手も票を獲得した。
(Full-Count編集部)
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