マイナーでは115試合の登板のうち、84試合で先発
北海道日本ハムは26日、来季の新戦力として米MLBタイガースのドリュー・バーヘイゲン投手との契約に合意に達したと発表した。バーヘイゲンは身長198センチを誇る29歳の右腕。今季の5位からの逆襲を狙うチームの先発ローテの一角として期待がかかる。
メジャー通算127試合登板の実績を誇るバーヘイゲン。メジャーでは8試合の先発しかないが、マイナーでは115試合中84試合で先発している。球団を通じてコメントを発表した栗山英樹監督は「チームが巻き返しをはかる中、絶対的先発投手の獲得は欠かせませんでした。バーヘイゲン投手は、来季もMLB球団でローテーション入りする予定であった実力派。数ある選択肢の中から、ファイターズの一員となる決断をしてくれたことを、大変うれしく思います」と、先発としての期待を語っている。
またバーヘイゲンの持ち味などについてもコメント。「最速158kmの速球、打者の胸元をえぐるシンカー、パワーカーブ、スライダー、チェンジアップと、バランスのとれた投球スタイルに期待がふくらみます。非常に研究熱心であるとも聞いており、日本の野球への順応も早いのではないでしょうか。ファイターズ投手陣を引っ張っていく可能性が極めて高い大型右腕獲得に尽力した、駐米スカウトにも感謝します」とし、大きな期待を寄せていた。
(Full-Count編集部)
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