あと25安打で2000安打達成「現時点で特別な思いはない」

開幕を翌日に控えた29日、福岡ソフトバンクは本拠地ヤフオクドームで前日練習を行った。いよいよ迎える開幕を前に、練習後、キャプテンの内川聖一内野手がシーズン開幕への意気込みを語った。

内川選手は今シーズンも4番・キャプテンとして開幕を迎える。オープン戦の序盤は左ふくらはぎ筋膜炎のために欠場が続いたが、ほぼ万全の状態で開幕のグラウンドに立つことができそうだ。

「やれることは全てやってきたつもり。オープン戦では一時チームに迷惑をかけたので、明日（30日）の18:30に心も体も整理して臨みたい。昨年のようにレギュラーシーズンでチームを離れることがないように。そして、1年間試合に出た上でどうだったかというのを見てみたい。開幕にあたっては、投手は早く1勝したいし、打者は早くヒットを1本打ちたいもの。明日は最高の結果で終われたらいいなと思う」

また、個人では打者としての大きな節目となる2000安打まで残り25と迫る。開幕からカウントダウンが始まるといっても過言ではないが、「本来なら去年達成しないといけなかった記録。残り2、3本になれば変わるかもしれないが、現時点で特別な思いはない」と語る。

オリックスの開幕投手は西勇輝投手。内川選手は昨シーズンの西投手に対して4打数2安打と相性の良さを見せているだけに、開幕戦での“最初の1本”を期待したい。