23日広島戦で3回に緊急降板「僕も一番不安だった」

福岡ソフトバンクの千賀滉大投手が、予定通り3月30日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で開幕投手を務めることになった。

右腕はオープン戦最終登板だった23日の広島戦(ヤフオクドーム)で右上腕部に張りが出たため、3回で緊急降板。状態が心配されたが順調に回復しており、開幕戦の予告先発投手として公示された。

この日ヤフオクドームで行われた全体練習に参加した千賀投手はキャッチボールなどで調整。練習終了後には報道陣の共同インタビューに応じ「開幕が近づいてどうなるかと思ったんですけど、気持ちは変わらず、今のところ普通です」と淡々。

右腕の状態についても「僕も一番不安だったんですが、どうにかその舞台に立てる状態は整ったかなと思います」と語った。

育成出身者として史上初の開幕投手を務める。「不思議だなと思いますね。何も思うことはないですけど、ただ不思議だなと思います」という右腕。

「ゼロに抑えて、いいスタート、いい流れをチームに持ってこられるようにしたい」。2年連続日本一を目指すホークスの看板を背負い、千賀滉大が開幕のマウンドに上がる。