4番期待の角中選手は二軍スタート
千葉ロッテの開幕オーダーが決まった。29日にZOZOマリンスタジアムで行われた全体練習に参加した井口資仁監督は「オープン戦最後の(スタメン)メンバーで行こうと思います」と話し、25日に行われた中日戦と同じ先発ラインアップで30日・楽天との開幕戦に臨むことを明かした。
開幕戦で「4番・DH」が期待された角中選手だが間に合わなかった。指揮官は「残念ながら角中は怪我で」と、腰背部痛で二軍調整中の大砲抜きでオーダーを組んだ。
フレッシュな顔も並ぶ。「2番・遊撃」で藤岡裕選手、「6番・左翼」で菅野選手と、ルーキーが2人もスタメンに名を連ねる。千葉ロッテ新人が2人以上も開幕スタメンに並ぶのは、1997年の小坂誠氏、清水将海氏以来21年ぶりの出来事。
井口監督は「藤岡はオープン戦で怪我はあったが、守備を含め打撃もよく、ショートという要のポジションを1年間守れる選手だと思う。菅野はバッティングの内容がチームで一番よかった。シーズンを通して、しっかりやってほしい」とルーキー即戦力コンビを高く評価した。
「マクレ」を合言葉にする井口野球のセールスポイントは積極的な攻撃だ。「1点差ゲームを何とかとりたい。足だったり、四球をとったり、粘っこい野球をしていきたい。走れる時は走って(足で)崩せるように。そういう野球を開幕戦で見せたい」と井口監督。まずは楽天のエース則本投手を崩して波に乗りたいところだ。
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