
◆パ・リーグ 楽天3―0ロッテ(30日・楽天モバイル最強パーク宮城)
楽天がロッテに競り勝った。先発した荘司が8回4安打無失点で9勝目。8奪三振で最多奪三振のタイトルを手中に収めた。
初の勲章を確実にした。荘司はキレのあるスプリットやカットボールなどを武器に8三振を奪い、リーグトップの奪三振数を171まで伸ばした。2位の日本ハム・伊藤は159奪三振、3位の西武・隅田は148奪三振となっており、最多奪三振を大きく手繰り寄せた。獲得すれば自身初のタイトル。「1年間投げ抜いたのも初めてで、三振もこだわってやってきた部分ではあるのでうれしいです」と胸を張った。
新たな引き出しを見せた。変化の大きい130キロ前後のスライダーを導入。「遊び心を持って投げられた。打者の反応を見ながら投げられた」。配球の幅を広げて翻弄(ほんろう)した。
24回連続無失点で、9月は36イニングでわずか4失点。同月3勝目でキャリアハイをさらに更新する今季9勝目を挙げた。「9敗もしてしまって。そっから10敗はまずいなという思いもありましたし、なんとか(勝ち負けの借金を)返済できるようにと思ってやってきて、そこから負け数は増やさずに、なんとか来られた」と笑顔。エースへの階段を上る右腕が確かな成長を示した。