
◆パ・リーグ 日本ハム2―0オリックス(26日・京セラドーム大阪)
日本ハム・伊藤が3年連続の2ケタ勝利を飾った。オリックス戦で8回を無失点に抑えて手にした10勝目。球団では大谷翔平が2014年から16年に記録して以来となる達成に「いい形で終わって良かった」。8回1死を取ったところで、6年目で通算1000投球回にも到達。「そこは気にしながら投げていたので。素直にうれしい」と表情を緩めた。
参考にした存在があった。尊敬する楽天・前田健太が、24日にエスコンで日本では12年ぶりとなる完封勝ちをした。「マエケンさんのピッチングがすごく勉強になった。投げどころがすごく良かったなと感じてたので。丁寧に丁寧に、攻めるところは攻めてという、そういう投球を目指した」。ボール球も意図的に使いながら、8回を85球で締めた。
昨年は2年連続14勝を挙げ、沢村賞にも輝いた。今年は2か月半、白星がない時期も経験したが、レギュラーシーズン最後の登板で堂々の投球を見せた。既に進出が決まっているCSへ「不安要素はなく迎えられるかなと思うので。そこの出番に向けて、しっかり調整したい」。西武の逆転サヨナラ勝ちで8月10日以来の2位浮上こそならなかったが、エースが完全復調を結果で示した。(砂田 秀人)